Kバレエカンパニー「クレオパトラ」大阪公演に行ってきました。フェスティバルホール、相変わらずとても綺麗でした。
先日の東京オーチャードホールに続いて、まさかの二公演連続で最前列の席でした。さすがに運を使いすぎている気がする・・・
しかも今回はステージ上手側(前回は下手側の一番端)だったので、同じ最前列でもまた違った景色で楽しめました。
前回(東京公演)の記事はこちら
https://piyockeys.com/2022/10/28/01-669/
ステージとの間にオーケストラピットがあるのですが、上手側と下手側では楽器の位置も当然違うので、同じ曲でもかなり聴こえ方が違ってそれもまた味わい深かったです。
また、多分ですが、オーチャードホールよりもステージの高さが低いので、ダンサーさんたちとの距離がより近かったと思います。本当に「すぐそこで踊っている」という感じでした。
カーテンコールで立ち上がったときも、ダンサーさんたちと目線がほぼ同じでした。
前回以上にちゃんとパンフレットを読み込んでから観たので、ストーリーや細かい演出のこだわりがさらに頭に入ってきて、より深く世界観に没入することができました。
また、前回オーチャードホールで観たのはツアー初日だったので、恐らく公演を重ねるごとにダンサーさんたちも慣れてきているのか、明らかに演技に説得力を増していました。(やっぱり「バレエは生き物なんだな」と思いました)
それも相まってか、前回も相当感動したはずなのに、今回の方がはるかに感動しました。
「素晴らしいものは何度観ても素晴らしい」と強く感じました。
大阪で熊川さんが踊られるのは久しぶり(加えて関西人のノリも相まってか)なので、カーテンコールは東京以上に盛り上がっていました。
東京では一人、また一人とじわじわと立ち上がっていく感じだったのに比べて、文字通り「超満員」のフェスティバルホールが一瞬で総立ちになったので、ものすごい熱気でした。
(コロナ前よりはもちろん控えめですが)歓声もあがっていました。
こんなに大きなホールがここまでの熱気に包まれる光景を見たのは本当に久しぶりだったので、胸が熱くなりました。
いよいよ来週は熊川さんの地元・北海道での千秋楽です。
どんなに金欠でも、どんなに忙殺されていても、熊川さんがステージに立ってくださる限りは、できるだけ観に行きたいと思っています。
旅費もそうですが、チケット代からしても決して金額が低いものではないので、今の僕にはあまりにも贅沢なことなのは百も承知な上で、「本気で観たいと思うものを、観ようと思えば観られる時代にいる」ということに感謝して、全力で楽しんできたいと思います。
「推し」が何かと話題になっている今日この頃ですが、「そこまでしてでも観たいものがある」というのは幸せなことだとつくづく感じます。
一アーティストの端くれとして、自分も誰かにとってそういう存在に少しでもなれていたら・・・と願うばかりです。これを糧に、ますます精進します。
フェスティバルタワーのお手洗いのBGMが早くもクリスマスソングで、「今年ももうすぐ終わりか」「いつか自分もここでコンサートができたら」などと感傷にひたりながら会場を後にしました。明日も明後日もライブ頑張ります。
前回、熊川さんの等身大パネルの前で撮った写真の足が逆だったので、リベンジできてよかったです(笑)
本物の世界に触れる事が出来た感激は生涯の財産になりますね。
人の情熱を体感する事は自分の情熱への導火線になります。魂が震える様な想いを心の奥深く抱きながら、見る景色は、きっと今迄のものとは違って見える筈です。それは氷置さん自身が発光体となって輝き始める事に繋がって行きます。✨🍀✨🍀
すみません、お返事遅くなりました🙇♂️
写真を見ていると昨日のことのように興奮が蘇ってきます・・・